「バカラの罫線の読み方がわからない」
「罫線を使えば勝率アップに繋がる?」
上記のような疑問を持っている読者さんは多いのではないでしょうか?罫線はぱっと見だとどういう意味を持つかわからないですよね。また、罫線を読めばバカラで勝てるようになるのか気になっている読者さんも多いと思います。
そんな読者さんのため、今回は罫線の見方や種類を解説しました。加えて、罫線を見ても予想がわからない人のために、実戦での使い方についても解説しています。罫線を理解し、今後のバカラプレイに役立てていきましょう!
バカラの罫線とは?
バカラの罫線とは、バカラのテーブルで一緒に表示されている表のことです。バンカーとプレイヤーのどちらが勝ったか、または引き分けたかをぱっと見で判断できます。罫線は海外カジノでもオンラインカジノでもぱっと見でわかるように表記されており、種類は5種類です。自分用に使う罫線を記録するためのアプリもありますよ。
出現した結果をすべて個人で記録するのは大変ですよね。そのようなプレイヤーさんたちにカジノ側が配慮して用意された表が罫線です。罫線を見れば全体の結果の偏りが一瞬でわかります。そのため、罫線は偏りの規則性を見出し、次の結果を読む必勝法として使われます。
基本的なバカラの罫線の読み方
バカラの罫線の読み方は、「特定の規則性を見せている時は次の結果も規則性に則る」という読み方が基本です。勝敗が交互に続いているのであれば、次も同様に交互になるだろうという読み方になります。
基本的にギャンブルは結果が偏ることが多々ありますよね。そして、その結果の流れを読んで次の賭け方を決める読者さんも多いでしょう。その時に罫線を見ることで、過去の結果のパターンや癖から次の結果を予測しやすくなりますよ。
バカラの罫線の種類
バカラの罫線には下記の5種類が存在します。
- 大路(ダイロ)
- 大眼仔(ダイガンチャイ)
- 小路(シュウロ)
- 甲由路(カッチャロ)
- 珠盤路(チューチャイロ)
上記の罫線の特徴と役割を解説しますので、結果予測に役立てみてください。
大路(ダイロ)
大路(ダイロ)は最もポピュラーな罫線です。プレイヤーかバンカーか勝った方に対応した色で丸がつけられます。表の見方は左から右です。どちらかが連勝した場合は1マス下に丸がつけられ、勝ちが入れ替わると右の列の1番上に丸がつけられます。
バンカーが勝利した場合は赤丸で、プレイヤーが勝利した場合は青丸です。タイの場合は1マス下に緑の斜線がつけられます。大路は勝敗の流れがもっともわかりやすい基本的な罫線ですね。予測方法としても1番使用されますよ。
大眼仔(ダイガンチャイ)
大眼仔(ダイガンチャイ)は、大路の「2列目2段目」か「3列目の1段目」のどちらかに記録がついたと同時に記録がスタートする罫線です。1列前と同じ動きをした場合は赤丸がつき、1列前と違う動きをした場合は青丸がつきます。タイは記録しません。
1列前かつその上のマスに記録がない場合は、連勝した場合に赤丸で記録し、敗北した場合は青丸で記録されます。赤丸と青丸は別の列に書きますが、これはわかりやすくするためです。大路のようにプレイヤーかバンカーかを判別はできません。
また、大眼仔単体では記録できませんし、読むためにも使えません。しかし、大眼仔は大路が複雑な動きをしている時に、反対に規則性のある動きをしている場合があります。そのような大路が予測に使えない時に大眼仔を利用すると良いでしょう。
小路(シュウロ)
小路(シュウロ)は、大路の「3列目2段目」か「4列目の1段目」のどちらかに記録がついたと同時に記録がスタートする罫線です。2列前と同じ動きをした場合は赤丸がつき、2列前と違う動きをした場合は青丸がつきます。タイは記録しません。
「大眼仔」の記録間隔が1列から2列に伸びただけの罫線ですね。記録間隔以外の記録方法はすべて同じになります。同様に大眼仔と役割も同じで、大路で複雑な動きをしている時に反対に規則性のある動きをしている場合に利用すると良いですよ。
甲由路(カッチャロ)
甲由路(カッチャロ)は、大路の「4列目2段目」か「5列目の1段目」のどちらかに記録がついたと同時に記録がスタートする罫線です。3列前と同じ動きをした場合は赤丸がつき、3列前と違う動きをした場合は青丸がつきます。タイは記録しません。
「大眼仔」の記録間隔が1列から3列に伸びただけの罫線ですね。記録間隔以外の記録方法はすべて同じになります。同様に大眼仔や小路と役割も同じです。大路で複雑な動きをしている時に、反対に規則性のある動きをしている場合に利用すると良いでしょう。
珠盤路(チューチャイロ)
珠盤路(チューチャイロ)とは、バカラの結果を上から下へ記録し続けた罫線です。いずれの結果が出ても下へ記録し、最下部まで記録したら右の列へ移動します。バンカーは赤、プレイヤーは青、タイは緑で記録されます。
記録方法は大路とほとんど大差なく、大路が見辛くなっただけと言っても差し支えないでしょう。そのため、バカラの流れや偏りを予測する手段としては使う必要もないですね。珠盤路の利点を挙げるとすれば、すべてのマスを使うため、記録される結果の量が増え情報量が増えることでしょう。
具体的な罫線を使った予測方法は?
罫線を使って予測する場合は、基本的に「大路」を使いましょう。大路は全てのゲームを記録していますし、プレイヤーかバンカーどちらに偏りが来ているか判別しやすいです。また、連勝や連敗だけでなく、交互に勝利しているなどの勝敗パターンからも予測しやすいですね。
もし大路に規則性を見つけられず、勝敗がバラバラだと感じた場合は「大眼仔」「小路」「甲由路」を見てください。この3種は特定の周期で規則性を記録する罫線ですので、大路だけでは気付けなかった規則性に気付けるかもしれません。このように、大路以外の3種は補助として使うと良いでしょう。
また、より次の手を予測しやすい時にベットしたい人は、「大路」「大眼仔」「小路」「甲由路」すべての規則性が一致している時にベットするのも良いですね。ただベット頻度が大幅に落ちてしまうので、自分なりの判断基準を設けてみてください。
罫線で使う用語の詳細を解説
バカラで罫線について話す時は、特定の用語が使われる場合があります。プレイ中に情報交換する時に使えると便利ですね。表を見たままの印象がそのまま用語になっているので、使っていれば自然と覚えられますよ。
落ちる
落ちるとは、プレイヤーかバンカーかが連勝している状態です。大路上では記録が下方向へ続くため落ちると呼ばれるようになりました。
横に走る
横に走るとは、勝敗が交互に続く状態です。大路上では表の1段目のみに右に向かって結果が記録されるため、横に走ると呼ばれるようになりました。横に走る状態の時にタイが起こると2段目に記録されますが、無視されて横に走る状態は継続されます。
面(ツラ)
面(ツラ)とは、片側の連勝が続く状態です。大路では記録が下に続くため、縦面(タテツラ)とも表現されます。
横面(ヨコツラ)
横面(ヨコツラ)とは、勝敗が交互に続く状態です。「横に走る」と同じ意味になります。
テンコ(テレコ)
テンコ(テレコ)とは、勝敗が交互に続く状態です。
「横に走る」「横面」と同じ意味になります。
ニコイチ・ニコニコ
ニコイチ・ニコニコとは、勝敗が2勝1敗で繰り返される状態です。
ドラゴン
ドラゴンとは、連勝が7連勝以上になった状態です。どちらかが6連勝すると多くの大路上では最下段に記録されます。7連勝目以降は最下段を右に這うように記録され、その見た目からドラゴンと呼ばれるようになりました。
バカラの勝率を上げるために罫線を読む意味はない?
罫線を読むことはオカルト手法になります。つまり、罫線は科学的な側面から見れば読む意味はありません。仮に効果的な手法であれば、ブラックジャックにおける「カードカウンティング」のように海外カジノで出禁措置が取られるはずです。
バカラで罫線を読む理由は、「勝敗の傾向を記録しその偏りから次の傾向を予測すること」です。しかし、バカラで罫線を読んでも次のカードの確率に偏りはありません。また、罫線上で勝敗が規則性を持ったとしても、その規則性から次のカードをどう判断するかは人によって違います。
例を挙げると、じゃんけんで5連勝をした人の次の勝敗を、「波に乗っているから次も勝つ」と読む人もいれば「5連勝もしたんだから次は負けるはず」と読む人もいます。そのため、もし罫線を読むのであれば特定の規則性の見せた次のゲームの勝敗を記録しなければなりません。数学的にありえないことですが、もし膨大な数を記録した上で規則性の後の勝率が偏るようであれば、罫線を読む意味は出てくるでしょうね。
まとめ
今回はバカラの罫線について解説しました。最後に、罫線の特徴や意味などをおさらいしておきましょう。
- 過去の結果が記録されている
- 5種類存在する
- 次の勝敗を予測するために使われる
- 規則性が出た罫線を予測に使うと良い
- 罫線はオカルト手法で数学的には意味ない
バカラの罫線は安定した必勝法とは呼べません。しかし、次のベット先を判断するためには有用です。プレイヤーかバンカーか賭ける先に迷った読者さんは罫線を指針にプレイしてみてくださいね。