「ブラックジャックのダブルダウンってなに?」「使うタイミングは?」など、ダブルダウンについて悩んでいる方も多いでしょう。
ブラックジャックのダブルダウンとは、賭け金を2倍にして追加カードを1枚引く方法です。
本記事では、ブラックジャックのダブルダウンの意味・やり方・使うタイミングなどについて解説しています。ダブルダウンを活用して、ブラックジャックでの勝率を高めましょう。
ダブルダウンとは
ブラックジャックのダブルダウンとは、最初に配られた2枚のカードに加えて、1枚だけ追加カードを引くことにより、賭け金を追加できるアクションです。
ギャンブルにおけるダブルダウンの意味は、「倍賭け」です。ダブルダウンは、ブラックジャックで最初の賭け金に追加して同額をベットできるため、文字通りの意味になります。
勝った場合はリターンも2倍になりますが、負けると通常の賭け金の2倍となる金額を失うため、ハイリスクハイリターンな手法です。
ダブルダウンのルール
ブラックジャックにおけるダブルダウンのルールは、追加で引けるのは1枚だけである点です。基本的にダブルダウンは、手持ちカードに関わらず使用できますが、テーブルによっては制限が設けられている場合もあります。
通常のブラックジャックのやり方では、「21」になるまで何枚でも追加カードが引けます。しかし、ダブルダウンを使用する場合は、最初の2枚のカードに加えて、追加カードは1枚だけに制限される点に注意が必要です。
具体的には、初めの賭け金の倍額を支払うと、カードを1枚追加で引けます。その後の勝負は、通常のブラックジャックのやり方と同様に進め、勝てば2倍の利益・負ければ2倍の損失となります。
ブラックジャックのダブルダウンは、プレイヤー側のみに適用されるルールであり、ディーラー側にはないルールです。ダブルダウンをブラックジャックでうまく活用し、還元率を高めていきましょう。
ダブルダウンのやり方
ブラックジャックでのダブルダウンのやり方は、以下の2通りがあります。
- オンラインカジノでダブルダウンをする方法
- ランドカジノでダブルダウンをする方法
オンラインカジノでダブルダウンをする場合は、通常通りチップを賭けてカードが配られるのを待ちます。カードが配られると「ヒット」「スタンド」「ダブル」のボタンが表示されるので、ダブルを選択するとダブルダウンが完了です。カジノの種類によっては、「×2」「DOUBLE DOWN」など表示が異なる場合があります。
ランドカジノでダブルダウンをする場合は、最初にベットしたチップの隣に同額のチップを積みます。最初にベットしたチップの上に置くと、賭け金の改ざん行為として扱われる可能性があるため、十分に注意しましょう。
ダブルダウンをしたほうがいいとき
ブラックジャックでダブルダウンをした方がいいタイミングは、以下の3つです。
- プレイヤー側の手札合計が「9・10・11」のとき
- プレイヤー側の手札に「A」があるとき
- ディーラーのアップカードが「3・4・5・6」のとき
プレイヤー側の手札合計が「9・10・11」の場合、3枚目のカードで「10」を引くと合計が「19・20・21」になる可能性が高くなります。そのため、ブラックジャックのダブルダウンを使用して、攻める戦略がおすすめです。
また、「A」は「1」「11」のどちらとしても扱えるため、プレイヤー側の手札に「A」がある場合は有利です。ブラックジャックのダブルダウンをしても、「1」「11」の選択ができるため、バーストする可能性が低くなります。ディーラー側が「A」「10」などの有利なカードを持っていない場合におすすめの戦略です。
ディーラーのアップカードが「3・4・5・6」のいずれかの場合、ディーラーがバーストする可能性が高くなります。アップカードが「3・4・5・6」であれば、バーストする可能性は下記の通りです。
ディーラーのアップカード | ディーラーがバーストする確率 |
---|---|
3 | 約38% |
4 | 約40% |
5 | 約43% |
6 | 約42% |
ディーラーがバーストする可能性が高いため、プレイヤー側の手札が不利な状態ではない限り、ブラックジャックのダブルダウンがおすすめです。
ダブルダウンをしないほうがいいとき
ブラックジャックでダブルダウンをしないほうがいいタイミングは、以下の2つです。
- ディーラーのアップカードが「A」のとき
- プレイヤー側の手札合計が「12」のとき
ディーラーのアップカードが「A」のときは、ディーラー側が有利な状況です。プレイヤーが「10」「11」などの手札で有利な状態にあっても、ディーラー側が有利な点には変わりがありません。リスクを抑えるためにも、ブラックジャックのダブルダウンは避けておきましょう。
また、プレイヤー側の手札合計が「12」のタイミングにおいても、ブラックジャックのダブルダウンは避けておくべきです。ダブルダウンをして追加で引くカードが「10」となれば、バーストする可能性が高くなるからです。
上記2つのタイミングでは、負ける可能性が高いためダブルダウンをしない方が賢明といえます。
ダブルダウンのメリット、デメリット
ブラックジャックでダブルダウンをするメリットは、期待値を高められる点です。通常の賭け金だけでブラックジャックをしていても、プレイヤー側が損をする可能性が高くなります。
ブラックジャックでは、プレイヤーがディーラーに勝つ確率は約42%と言われています。少しでもリターンを増やし、負ける確率を減らすためにも、ダブルダウンを活用してブラックジャックをするのが重要です。
しかし、負ける確率が高いタイミングでダブルダウンをすると損失が2倍になる恐れがある点がデメリットです。デメリットを避けるためにも、「ディーラー側が不利」「プレイヤー側が有利」になる適切なタイミングでブラックジャックのダブルダウンを行う必要があります。
ブラックジャックでダブルダウンを活用して勝率を上げよう!
本記事では、「ブラックジャックのダブルダウンとは」について解説しました。ブラックジャックの用語であるダブルダウンは、1枚の追加カードを引いて賭け金を2倍にする方法です。
ブラックジャックのダブルダウンでは、賭け金が2倍になる分リターンも2倍になるメリットがあります。反対に、負けてしまった場合は損失が2倍になる恐れがあるため注意が必要です。
プレイヤー側が負ける確率を減らすために有効な方法であるダブルダウンですが、使い方を間違えると損失額を増やすことにつながりかねません。ブラックジャックの基本的戦略であるベーシックストラテジーや、本記事で紹介したブラックジャックでダブルダウンをするタイミングを参考にしつつ、勝率を上げていきましょう。