「ブラックジャックに必勝法はあるの?」
「ブラックジャックの勝ち方が知りたい」
このような疑問にお答えして、ブラックジャックの必勝法を解説します。また、必勝法だけでなく、ブラックジャックで勝つ方法や注意点も解説しました。読者さんの勝率を上げられる手法ばかりなので、ぜひ参考にしてくださいね。
ブラックジャックの必勝法は存在するのか?
ブラックジャックには必勝法が存在します。必勝法にはさまざまな種類がありますが、主な必勝法は3種類です。
- ベーシックストラテジー
- カードカウンティング
- ベッティングシステム
ブラックジャックの必勝法は、ルールからアクションを最適化したものやベットする金額をコントロールするものなどさまざまな種類があります。どの必勝法も確かな根拠があり、読者さんの勝率を上げてくれるのは間違いありません。ブラックジャックで勝ちたい人は、必ず3種類の必勝法について学んでおきましょう。
ブラックジャックで勝つために知っておくべき攻略法
ブラックジャックで勝つために知っておかなければならない攻略法について解説します。ここで解説するブラックジャックの攻略法は、単純かつすぐ実践でプレイできるものばかりです。後に紹介するベーシックストラテジーの一部でもあるので、理解しておいてくださいね。
手札の合計が17以上ならスタンドがほぼ確定
プレイヤーさんの手札の合計が17点以上の時のアクションは、基本的にスタンドを選択しましょう。これは、後述するブラックジャックのベーシックストラテジー戦略でも同様です。仮にプレイヤーさんの手札が17点とした場合、ヒットして手札が改善する場合はA~4の4パターンのみです。それぞれのカードを引く確率は約7.7%なので、4パターンを引ける確率は約30.8%しかありません。また、約69.2%でバーストとなり負けが確定してしまうので、17以上の場合はスタンドが正解になります。
手札の合計が12-16の時はディーラーのアップカード次第
プレイヤーさんの手札の合計が12〜16点の場合は非常に弱いです。点数的にはヒットをしたいところですが、ヒットをすると約30%~60%の確率でバーストして負けが確定してしまいます。そのためプレイヤーさんは、ディーラーが6以下の弱いハンドの時はバースト狙いでスタンドした方が良いでしょう。反対に、ディーラーが7以上の時は30%以上の確率でハンドを完成させられてしまうので、嫌々でもヒットを選択することが正しくなりますね。
手札の合計が11以下ならヒットかダブルがほぼ確定
プレイヤーさんの手札の合計が11点以下ならヒットを選択することが正しいです。これは、ヒットをしたとしてもバーストせずハンドが必ず改善することが主な理由です。10や11の時はダブルをするなど特殊なアクションを選んだほうがいい場面もありますが、カードを引くというアクションをすることは共通ですね。
インシュランスベットは基本的に悪いアクション
長期的に見れば、インシュランスベットを行うことは還元率に悪影響をもたらします。インシュランスベットとは、ディーラーがAを持った時にブラックジャックを完成させるかどうかを当てるベットです。ブラックジャックは還元率が96%以上と言われています。しかし、インシュランスベットの還元率は約92%ほどです。
配当も3倍と低いので、わざわざ低い還元率のベットを行う意味はありません。ブラックジャックの利益を高めたいプレイヤーさんは、基本的にインシュランスベットは避けるようにしてくださいね。
見えていないカードは10と仮定する
ブラックジャックの戦略では、見えていないカードは10点と考えることが基本です。これは、10点となるカードが10〜Kの4枚と数多く、約30.8%もの確率で10点を引くことになるからです。
ブラックジャックでは、プレイヤーがバーストしてしまうと、ディーラーがバーストだったとしても確定で負けになります。そのため、バーストを避けるプレイをすることが鉄則です。結果、ディーラーが10点を引いたら負けてしまう場合は渋々カードを引きますが、そうでない場合は相手のバーストを考えた消極的なアクションを取る戦略が正しくなりやすいです。これはプレイヤー側のハンドに対しても同様のことがいえるため、10点を引いた時に強力になるカードはダブルなどの選択が正しくなり、バーストするハンドは弱くスタンドすることが正しくなります。
エースが2枚、又は8が2枚ならスプリットが確定
エースが2枚か8が2枚の時はスプリットをしましょう。どちらの場合もスプリットをする前は弱く、反対にスプリットをした後は強くなるハンドです。エースの場合はスプリット後に1枚しか引けないルールがあるカジノもありますが、それでもスプリットが得になります。
エースの場合はブラックジャックを狙ってスプリットするので、アグレッシブなアクションです。8が2枚の場合は16点と最弱になるので、弱いハンドを回避するためのディフェンシブなアクションです。どちらの場合もスプリットというアクションは変わりませんが、意味合いは異なります。なんでそのアクションを選択するのか理解しておくと、自分のプレイが上達しやすいですよ。
5が2枚、又は10が2枚なら100%スプリットをしない
5が2枚の時と10が2枚の時はスプリットをしません。これは、ブラックジャックにおける20点がとても強いハンドになるからです。20点の場合は約90%勝利できるので、あえて弱くする必要がありません。10が2枚の20点はもちろん、5が2枚の場合も約30%で20点を作れるので、スプリットをする必要がなくなります。基本的に、スプリットは弱いハンドを回避するために行うことが多いということを覚えておくと便利ですよ。
ブラックジャックの必勝法:ベーシックストラテジー
ベーシックストラテジーとは、ブラックジャックをプレイするときに数学的に正しいセオリーともいえる戦略のことを指します。ブラックジャックではこのベーシックストラテジーを使うことで還元率は98~99%まで上がるので、勝つためには必ず習得しておきましょう。ベーシックストラテジーは下記の3パターンに分けられます。
- ハードハンド
- ソフトハンド
- スプリットハンド
ブラックジャックの表をすべて覚えることは難しいので、プレイするときは画像を確認しながら思い出しながらプレイすると良いですね。ベーシックストラテジーの表で使われるアルファベットの意味は下記になります。
アルファベット | アクション |
---|---|
H | ヒット |
S | スタンド |
D | ダブルダウン |
P | スプリット |
R | サレンダー(なければヒット) |
ハードハンド
ブラックジャックでもっともプレイヤーさんに出現する可能性が高いハンド群がハードハンドです。ハードハンドとは、プレイヤーさんの手札に「A」がない場合を意味します。最も出現率が高く基本の戦略であるため、最初はこのハードハンドのベーシックストラテジーを覚えると良いですね。ベーシックストラテジーの表を覚えるときは、なぜそのアクションを取るのかという意味を大まかに把握しておくと覚えやすいです。
- 17以上は強くヒットしてもバーストしやすいのでスタンド
- 8以下は弱くバーストしないのでヒット
- 10と11は強力なのでお互いが10を引いたときに勝てる場合はダブル
- 9はそこそこ強いのでディーラーが弱くバーストしやすい3~6のときはダブル
- 12~16は弱いのでディーラーがバーストしやすい6以下のときはスタンド
ソフトハンド
プレイヤーさんに「A」が1枚配られたときはソフトハンドのベーシックストラテジーを使います。これは、Aが強力かつ「1」と「11」を選択できるからです。基本的にプレイヤーさんは、ハンドが強くなるまでスタンドすることなく強気のアクションを取れます。しかし、ヒットした後に点数が14点orバーストと実質一択になった場合は、ソフトハンドからハードハンドストラテジーに移行するようにしてください。それぞれのアクションの意味は下記になります。
- A・8やA・9は強力かつヒットしても強くなりにくいのでスタンド
- A・7は強力かつ強くなりやすいので相手がバーストしやすい3~6の時はダブル
- A・7は10を引かれた時に負ける場合はヒット
- A・2~A・6はそこそこ強力なのでヒット中心
- A・2~A・6は相手がバーストしやすい弱いハンドのときはダブル
スプリットハンド
プレイヤーさんのハンドがペアになったときはスプリットができます。スプリットはその性質上、ほとんどの場合で選択したほうがカードが改善する場合が多いです。スプリットをした後はソフトハンドもしくはハードハンドのベーシックストラテジーに従ってください。ただし、Aのスプリット後はカードを1枚しか引けない場合が多いので注意しましょう。それぞれのアクションの意味は下記になります。
- A・Aはどちらかがブラックジャックになる可能性が50%以上あるのでスプリット
- 10・10は90%前後で勝てる強力なハンドなのでスタンド
- 9・9はスプリットした後が強く19を狙って改善しやすいのでスプリット中心
- 9・9はディーラーが7の時は勝ちやすいので例外的にスタンド
- 9・9はディーラーが10やAの時は何しても負けやすいのでバースト狙いでスタンド
- 2点4点6点になる場合は弱いのでスプリット
ブラックジャックの必勝法:カードカウンティング
ブラックジャックの必勝法として代表的な戦略がカードカウンティングです。カードカウンティングはブラックジャックの必勝法の中でも非常に強力で、ベーシックストラテジーと併せて使うことで還元率を100%以上に引き上げられると言われています。カードカウンティングは実際にラスベガスのカジノで行われた必勝法でもあり、編み出したMITの学生6人は5年間で6億円を稼ぎ出しました。しかし、強すぎる必勝法のためランドカジノでは出禁処置が取られることもあり、使えるのはオンラインカジノのみといっても過言ではありませんね。
カードカウンティングにはさまざまな種類があります。
- ハイローシステム
- KOシステム
- ハイオプトシステム
上記以外にも多数のカードカウンティングがありますが、その中でも「ハイローシステム」が最もメジャーかつ基本的な必勝法です。カードカウンティングの基本は、特定のカードが落ちた時に+1や-1と計算していき、+10や-10となったらデッキの中身が偏りがわかるというものです。その偏りを利用すれば次に来るカードが読みやすくなり、カウンティングをせずにプレイした時よりも勝率が高くなります。カードカウンティングは自分のカードだけでなくテーブル全員のカードを計算するので大変ですが、強いことには違いないので使えるカジノであれば積極的に使ってみてくださいね。
ブラックジャックの必勝法:ベッティングシステム
ベッティングシステムとは、数学的アプローチに基づいて特定の規則性に従いベットをコントロールする必勝法のことです。ベッティングシステムにはさまざまな種類がありますが、どれもブラックジャックで勝ちやすくしてくれる有効な賭け方になります。各ベッティングシステムごとに解説していきます。
損失をカバーするベッティングシステム
損失回収を目指すベッティングシステムを紹介します。主な種類は下記です。
- マーチンゲール
- ウィナーズ
- オスカーグラインド
ここで紹介するベッティングシステムは、共通して損失が出ている場面で有効かつ大勝はしにくい特徴があります。
マーチンゲール
ブラックジャックで使える必勝法で最もメジャーなものが「マーチンゲール法」です。マーチンゲール法は理論上最強の必勝法であり、必ず勝てることが確定しています。やり方も簡単で、負けたらベット額を倍にし、勝ったら最初のベット額に戻すだけです。1度勝つだけですべての負けを帳消しにでき利益を出せるところが最大のメリットになります。
デメリットは2つあり、1つ目は多額の資金が必要なのに最初に賭けた額しか勝てないところです。たとえば、50%の勝負で10連敗する確率は約0.1%もありますが、11回目に必要なベット額は20,480ドルです。また、その時点での負け額は20,470ドルになります。
2つ目のデメリットは、多くのカジノではテーブルごとにベット上限と下限が設けられていることです。マーチンゲール法の特性上、ベット額には大きい幅がなければなりません。しかし、ベット額に制限を設けることでカジノ側はマーチンゲール法を封じていることが多いです。マーチンゲール法は必ず勝てる必勝法ですが、ベット額が急激に上昇していく点に注意しましょう。
ウィナーズ
ウィナーズ法は、数列を用いてリスクを抑えつつ損失を回収することを目的とした必勝法です。ウィナーズ法は普通にゲームをプレイし、2連敗するところから使えるという特徴があります。また、数列を使うので、紙やペンなどメモが取れるオンラインカジノに向いている必勝法でもあります。数列が消えた時点で必ず利益が得られるので、使っていて安心感がありますね。
デメリットとしては、利益が増えにくいことです。あくまで損失回収型の必勝法になるため、たとえ大きく連勝できたとしても数列が消えるまでは利益を得られません。さらに、連敗が続いてしまうと数列が伸びてしまい、数列を削除するまでに時間がかかります。これらのことから、ウィナーズ法を使う場合は他の必勝法と組み合わせることをおすすめします。
オスカーグラインド
オスカーグラインド法は、勝ったタイミングで徐々に賭け金を上げていき、損失回収を目指す必勝法です。最初のベット額を1単位とし、負けた場合には前のゲームと同額を賭け、勝った場合には賭け金を1単位分増やします。損益がプラスになったら1セット終了です。緩やかに賭け金が上がっていくのでリスクを抑えることができ、連勝したタイミングで一気に損失を回収できるメリットがあります。
デメリットは、連勝するタイミングが来ないと長期戦になることです。連敗だけでなく、勝ち負けが交互になっても利益は増えません。また、連勝したからといって大幅に勝てるわけでもありません。少ない資金でコツコツと勝っていきたい人に向いている必勝法です。
勝利を追求するベッティングシステム
勝利を追求し利益を高めるベッティングシステムを紹介します。主な種類は下記です。
- パーレー
- グッドマン
- モンテカルロ
ここで紹介するベッティングシステムは、共通して高い利益を得るためにリスクを抑えて連勝を狙い続ける特徴があります。
パーレー
パーレー法は、マーチンゲール法と反対の連勝による高額利益を狙った必勝法です。勝つたびに賭け金を倍にしてくだけの必勝法なので、非常に簡単で誰でもすぐ使えるメリットがあります。さらに、連勝後に負けたとしても最初の賭け金以上に損失を出すことはありません。低いリスクと高いリターンが狙える必勝法になります。
デメリットは、負けた時点ですべての利益を失うことです。パーレー法の特性上、5連勝しても8連勝しても次に負けてしまえば最初のベット分の損失が生まれます。ゲームを始まる前から見れば損失額は小さいですが、高い利益を失った瞬間のメンタルへの影響は計り知れないでしょう。
そのため、パーレー法を使う場合は前もって利確するタイミングを決めておかなければなりません。何連勝目に利確するかはプレイヤーさんの狙う金額によって異なります。決めた連勝数に達するまで利益を得ることはできませんが、達成すれば高額の利益を持ってゲームをやめれますよ。
グッドマン
グッドマン法とは、最初の賭け金を1単位とし、勝つごとに賭け金の単位を「1→2→3→5」と増やしていく必勝法です。途中で負けた場合は最初に戻り、4連勝以降は5単位を継続します。1回に賭ける金額が最大でも5単位のみなので、損失もある程度抑えられます。また、1勝目と2連勝目に負けてしまうと損失を生みますが、その損失額は非常に小さいです。3連勝以上で利益が確定し、4連勝以上で大きい利益を得られるため非常に優秀な必勝法になりますね。
デメリットは、勝敗が交互になった場合は利益を得られないことです。また、交互が続き勝敗数が同じになったとしても損失が生まれます。とはいえ、約50%の勝負が2連勝する確率は25%もあります。そのため、大連敗以外で損失が出続けるという事態にはなりにくいです。ローリスクローリターンで堅実に勝ちたい人に向いている必勝法ですね。
モンテカルロ
モンテカルロ法とは、実際にモンテカルロのカジノを潰したという逸話があるほど強力な必勝法です。数列に基づいてベットを行い、数列が消えたら勝ちが確定します。ランドカジノでもできますが、メモやペンが使えるオンラインカジノの方が使いやすいですね。連敗してもベットする金額が増えにくく、負け数が多くても利益を得られるメリットがあります。
デメリットは、メモなしでは難易度が高いことです。それ以外に目立ったデメリットはないですね。負けが続くと長期戦になりますが、リスクを抑えた上で短期間で損失を回収できる必勝法はありません。少ない勝ち数でも利益を得られることは大きいメリットですので、積極的に採用した方が良い優秀な必勝法ですよ。
バランスの取れたベッティングシステム
損益バランスが良く資金コントロールをしやすいバランスの取れたベッティングシステムを紹介します。主な種類は下記です。
- 10%法
- ダランベール法
- 31システム
これらのベッティングシステムは、共通してリスクが低くどんな状況でも使いやすい特徴があります。
10%法
10%法とは、資金管理に重点を置いた必勝法です。やり方は簡単で、勝っても負けても決めたゲーム資金の10%を賭け続けるだけです。そのため、自然と勝っている時はベット額が高くなり、負けているときはベット額が低くなります。資金管理がしやすく、ゲーム資金が完全になくなることはほとんどありません。大連敗の時にも損失を抑えられるメリットがあります。
デメリットは、連敗時の損失を抑えることはできても回収は難しいことです。負けている時のベット額が下がるため、勝ち数が上振れないと損失を回収することは難しいでしょう。また、連勝時にも10%しかベット額を増やさないので、大きい勝ちは望めません。良くも悪くもバランス型という特徴が強い必勝法になります。10%法を使う時は、他の必勝法と組み合わせて使うと良いですよ。
ダランベール
ダランベール法とは、ピラミッド状に賭け金を変化させていく必勝法です。自分のゲーム資金に合った賭け金と増減させる金額の単位を2つを決め、勝利時には賭け金を1単位減らし、敗北時には賭け金を1単位増やします。賭け金の増減が緩やかなので破産リスクが少なく、損失回収にも向いています。連勝時に賭け金は下がっていきますが、それは最初の賭け金設定や増減金額設定で対応できるので、大勝も狙いやすいです。総合的に見て非常にバランスの良い優秀な必勝法になりますね。
デメリットは、賭け金だけでなく増減金額の設定まで自分でしなくてはならないことです。そのため、ブラックジャック初心者さんには少し難しいかもしれません。また、損失回収や大勝のどちらにも対応できますが、それぞれに特化した必勝法よりは効果が薄いです。そのため、大きく連勝や連敗をした時には他の必勝法を使っても良いですね。
ダランベール法はフランスの数学者ダランベールが考案した投資法でもあり、その根拠は折り紙付きです。必勝法を使う時に実績や根拠がないと信用できないという人にもおすすめですよ。
31 システム
31システムとは、2連勝したタイミングで必ず利益を得られる必勝法です。賭け金を31単位に設定した上で9つに分割し、特定の法則で賭けていきます。仮に9回すべて負けたとしても損失額は31単位のみです。連勝し続けた時には大勝できるので、リスクヘッジと合わせてバランスの良い必勝法ですね。
デメリットは、2連勝しなければほとんど利益が出ないことです。2連勝は約25%なので、運が悪ければ連敗を避けれたとしても利益が出ません。そして、賭け方がとても複雑なので、手軽に使える必勝法でもないです。優秀な必勝法には違いないので、ブラックジャックに慣れてきたら使ってくださいね。
ブラックジャックで必勝法を使う前に
ブラックジャックで必勝法を使う時には注意点がいくつかあります。使っていれば勝てるという万能なものでもないので、必ず理解しておいてくださいね。
必勝法を使っても100%勝てるわけではない
ブラックジャックの必勝法は必ず勝てるものではありません。それは瞬間的か長期的かに関わらずです。カードカウンティングは例外的ですが、如何なる戦略を用いても還元率が100%を超えることはありません。特にベッティングシステムの原理は、トータルの勝率を上げる代わりに利益が下がる、ベット額が増えるなど、メリットとデメリットを等価交換していることが基本です。還元率が100%を超えているわけではありません。
また、大連敗が起きても勝てるような必勝法もありません。常に最悪を想定し、過剰に必勝法を信用しすぎないようにしましょう。
テーブルリミットは事前に確認しておく
ベッティングシステムを使うときはテーブルリミットに注意しましょう。特にマーチンゲール法などのベット額が急激に上がっていくタイプは、テーブルリミットに引っかかって機能しなくなることも多いです。そうなるとベッティングシステムは崩壊し、損切りをせざるを得ません。少額からベットし始めた上でテーブルリミットに到達してしまうと、損失を回収することは難しくなります。そのため、ベッティングシステムを使う時は必ず事前にテーブルリミットを確認してくださいね。
上限額を設定して利確と損切りを徹底する
ブラックジャックをプレイする時は、資金管理することがとても重要です。目標もなくずるずるとプレイしてしまうと、いつの間にか資金がなくなっていることも多くなります。資金が減ってしまうとベッティングシステムを使うことができなくなり、最適な賭け方ができず負けてしまう悪循環に陥ります。
また、メンタル面にも悪影響を与えるので、正常な判断ができず一発逆転を狙った無茶な賭け方をしがちです。これらの悪循環を避けるため、ゲームを終了する勝ち金や損切りラインなどは必ず設定し、資金管理を徹底するようにしましょう。
ベッティングシステムはルールを守る
ベッティングシステムを使う場合は、必ずそのルールに従いましょう。複雑なベッティングシステムになればなるほどルールは厳格に定められています。ほんの少しルールを破ってしまうだけでベッティングシステムは崩壊し、損益のポイントはズレてしまうでしょう。ただ、ベッティングシステムは各々のタイミングで変更しても問題ありません。ルールに従った上で不満が生じた時は、別のベッティングシステムを使うようにしてくださいね。
まとめ
今回はブラックジャックの必勝法について解説しました。今回紹介した必勝法はどれも有用な勝つ方法ばかりです。最初は難しいかもしれませんが、オンラインカジノであれば表ややり方を見ながらプレイできます。そのため、ブラックジャックを覚えたばかりの初心者さんは、オンラインカジノで徐々に必勝法に慣れていくと良いですよ。ブラックジャックの必勝法は使うか使わないかで勝率が劇的に変わるので、必ず使用するようにしてくださいね。